待望の「RICOH GR III」ついに発表されましたね!
私も発表を追っていましたが「元々完成度の高いGRⅡの弱点を上手くつぶして、さらに完成度を高めてきたな」という印象で非常に期待をしています。
発売は2019年春を予定と言うことでまだ先にはなりますが、ちょっと気分が盛り上がってしまったので過去GRDで撮った写真を振り返りながら思いを馳せようと思います。
2019/3/15日発売決定しました!
スペックとか語りません。GRって良いよね!って言いたいだけです。
気になる方は、公式のニュースリリースをご参照ください。
追記
リリースされる情報を追いかけたりCP+で実機を確認した結果を追記しています。最終的には購入し、満足して使っていますのでタグのページから作例も含めてみていってくださいね!
目次
私とGR
多分、2007年くらいだったと思います。
初代GR Digitalを発売から2年ほど経っていましたが、どうしても我慢できずに購入しました。
それまでもデジカメ自体は好きでしたが、どちらかというと「友人との記録写真」が中心で、何か特別な意図をもって写真を撮ることはありませんでした。
そんな私が書店で偶然目にしたGRDの作品に衝撃を受け、「自分もあんな写真を撮ってみたい」という憧れから手にしたGRD。
今思えば原点のような気がしています。
初代 GR Digitalで撮った写真を振り返る
過去のハードディスクからGRDで撮った写真をサルベージしてきました。
なんか、分からないなりに何かをやろうとした気配だけは感じます。今も技術的なところはわかっていないけど・・・。
自室から飛んでる鳩を撮ったんです。覚えてます。
朝日の色と鳩のシルエットが好きで、良いカメラ買ったなーって思ってました。
シャッタースピードをコントロールすると色々撮れるらしい、と言うことを学んだ時期。
マリンスタジアムで野球したんですよ。野球しに行ったのに写真撮ってました。
水戸の偕楽園。
ムック本とかいっぱい読んで、白黒を使いたくなってた時期。ISO上げてノイズとか出してたみたい。楽しんでるなあ。
桜も撮った。群馬県庁のあたり?
GRで撮るスッキリとした青空だったり、あえて太陽を入れたような写真がすごく好き。
友達のライブも行った。
木の枝が繊細。幹に映る夕日の色も綺麗。
改めて、自分はGRが好きなんだと気づく
振り返ってみると、GRで撮った写真の枚数がとても多いことに気づきました。
いつでも気軽に持ち出せるサイズや道具感のある佇まい、撮りたい時すぐに使える速写性能など、GRのコンセプトがすごく好きで当時常に持ち歩いていたのを覚えています。
そんなお気に入りのGRDでしたが、最終的には持病とも言えるゴミ問題により手放すことに。何度か修理をして使いましたが、なかなかの頻度でトラブルが発生していたため名残惜しさを感じつつも他のカメラに移行しました。
今回GR3の発表で「ダストリムーバル」の機能をみて、ついにゴミ問題を気にせずにGRを使うことができると言うことで非常に期待が高まっています。
- 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)
- ダストリムーバル
- ローパスセレクター
など、PENTAXの強みを取り入れたGRは今まで以上に魅力的な道具になると確信していますし、本当に楽しみで仕方ありません。
(RICOHの質実剛健さに、PENTAXの真面目さと飛び道具、最高じゃないですか?)
まだ発売は先なので、もしかするとさらなるサプライズ要素もあるかもしれません。発売日、2019/03/15決定しました!
公式のGRコミュニティサイトを見て、ワクワクしながら発売を待ちたいと思います。
CP+でGR3の実機を少しだけ触ってきました
2019年2月28日~3月3日まで開催されているCP+を見学することができたので、RICOHブースで実機を試してきました。5分までという制限があったので多くは試せませんでしたが、想像以上に良いです。
簡単にですが感想を。操作性やボタンレイアウトなど過去のGRから大きく変わったので心配していましたが、しっかりとGRの良さは継承されています。
ちょっと慣れは必要になるかもしれませんが、使いこなすと今まで以上に軽快な撮影ができそうな印象です。
タッチパネルの反応・操作性の良さがGRの速写性をさらに上げる
まずタッチパネルの操作性ですが、反応も非常に良いしメニュー等もしっかり最適化されてとても使いやすかった。自分は基本的にタッチ操作があまり好きではなくてOFFにしちゃうことも多いのですが、これは積極的に利用したいと思いました。
特にフォーカスの移動。十字キーで移動するよりも、意図した場所に一瞬で設定できるタッチ操作が活躍しそう。
大きく精細な背面液晶と併せて、気持ちよく使うことができます。
ホイールのクリック感も上質
十字キーの周りにホイールが配されています。
コンパクトなカメラだと、このホイールが軽くて意図せず設定が変わってしまったり、小さくて操作しずらかったり・・・という心配をしていましたが、GRⅢに関してはこの点でも問題ないと感じました。
しっかりとクリック感のある気持ちいいホイールです。RICOHの方も「本当に沢山のパターンを試作検討してきたので、安心して使って欲しい」と仰っていました。
AFの迷いが減り、速くなった
接写も含めちょっと試してみましたが、オートフォーカスの精度・スピードもかなり向上しているように感じられました。思わず「はやっ!」って声が出ちゃったくらい。
マクロモードではピント合わせの移動範囲を狭めることで、迷いを減らしているそうです。レンズのフォーカスリミッターと同じですね。
手振れ補正はやっぱり安心
大きなカメラであればファインダーを覗いてしっかりホールドすることで手振れも減らすことができますが、GRだとちょっと難しいし、そのコンパクトさ・速写性を活かして多少無理な体勢で撮ったりという状況もあると思います。
そんな時、手振れ補正の存在はやはり安心できますよね。
置いてあった花を接写で撮ってみましたが、屋内の会場にも関わらずキレのある写真を撮ることができました。体感ですが、かなり良く効いているように感じました。
RAW+選択時に、JPEGのサイズを指定できるようになった
GR2まではRAW+JPEGで撮影するときのJPEGは最大サイズでしか撮れなかったと記憶しています。GR3はRAW+のJPEGサイズ変更できるようになっていました。
Bluetoothにも対応したことで撮った写真をスマホに転送してすぐにシェアするような使い方も増えてくると思います。このとき、JPEGは小さいサイズで撮っておくとスマホとの通信時間も短縮できるし、容量も節約できるので待ち望んでいた方も多いかと思います。
GRの良さを引き継ぎながら、さらにブラッシュアップされた機種
短い時間でしたが、その中でもしっかりと「GRである」ことを感じることができました。操作性等が大きく変わっても、ちゃんとGRとして作りこまれている事が伝わってきて益々発売が楽しみに。
はやく3/15にならないかな。
2019/3/6追記
購入に向けて、アクセサリーの準備も進めています。
発売しました!書いました!