富士Xマウントの格安望遠レンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OISⅡ で幼稚園の運動会に挑んだ

富士Xマウントの格安望遠レンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OISⅡ で幼稚園の運動会に挑んだ

2018-10-11

当ページのリンクには広告が含まれています。

運動会シーズン、お子さんの活躍を撮影するため望遠レンズを検討される方もいらっしゃると思います。

私が愛用している富士フイルムXマウントでも候補になるレンズが複数用意されておりますが、迷われるのはこの辺でしょうか。

それとも、こちら

それぞれに特徴があり悩ましいレンズ選びですが、この中から私が所有しているXC50-230mmF4.5-6.7 OISIIで運動会に挑んだ結果をご紹介します。

レンズ選びの一助となれば幸いです。

スポンサーリンク

XC50-230mmF4.5-6.7 OISIIの特徴・選んだ理由

X-H1 XC50-230mm

なんといっても安いということ。

ただ、マウントはプラスチックだし絞りリングも省略されており、値段なりの質感ではあります。

それでも私がこのレンズを使用しているのは、普段望遠レンズを使用することが殆どなく、年に数回の行事さえ撮れれば良いという割り切りによるものです。

あまり使わないレンズであれば最低限の投資で抑え、その分を使用頻度の高いレンズにまわしたいと思っています。

幼稚園の運動会に対応できたのか?

実際に運動会をこのレンズ1本で撮りましたが、その中で感じたことを書いていきます。

なお、富士フイルムのカメラでは比較的オートフォーカスの得意なX-H1X-T2で使用した感想となります。

望遠は230mmあればある程度対応できる

X-H1 XC50-230mm 運動会

写真は、園庭の対角線上にある旗を撮影したものになります。

年少~年長までの9クラスで運動会やるくらいなので園庭もそれなりの広さはありますが、換算345mmで困ることもありませんでした。

さらに広い小学校の運動会も撮った事がありますが、グラウンドの反対側でもなければ十分に撮影可能。

結局大事なのは位置取りですよね。

広角側は別のカメラかレンズを用意したい

運動会の思い出に、昼食タイムの撮影は欠かせません。

広角側の50mmだとどうしても収まらないので、もうちょっと広めのレンズか別のカメラを用意しましょう。

私は手持ちのフィルムカメラを一台持ち込みました。

フィルムで撮る運動会ってのもアジがあって良いですよね。写ルンですもいいかも!

オートフォーカスはちょっとのんびり。でもクセを知ることで対応可

オートフォーカスのクセについてはマクロレンズをイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。

大きくフォーカスを外した状態からだとピントあわせに時間がかかることや迷うこともありますが、予めざっくりと手動でピントを合わせておけば問題なく競技を追うことはできるので、使い手が慣れる事で対応可能です。

徒競走なんかもAF-Cで全然問題ないですよ。

記事を書いたときは幼稚園でしたが、小学校に上がってもちょっとだけ使ってましたが、リレーや徒競走くらいなら普通に撮れました。

明るいレンズではない、ということを受け入れる

F値が4.5-6.7と言うことで、他の候補に比べて暗いレンズになるため、運動会が屋内であればちょっと厳しいかもしれません。(動きの少ない音楽発表会などは余裕でした)

また大きく背景をぼかすような表現も得意ではありません。

ただ、屋外の運動会であればある程度絞る事が予想されますし、個人的には背景も写して雰囲気と共に残したいと思っているのであまり問題には感じていません。

割り切りは必要ですが、十分に対応できるレンズ

レンズ選びにおいて何を優先するかは人それぞれ。冒頭で挙げたXFレンズを選ばれればさらに快適に、そして表現の幅も広がると思います。(うらやましい)

XC50-230mmを選んだ場合ある程度の割り切りや撮影者がクセを理解して使う必要はありますが、中古を探せば1万円台後半~2万円台で入手できる事を考えれば選択肢として有りだと思っています。

私自身3年間このレンズを使って、大分失敗を回避できるようにもなってきました。

来年以降の運動会もこのレンズで挑む予定です。