Smallrigから販売されている、ニコンZ6/Z7用のLプレートをレビューします。
元々はニコンの純正縦グリップを購入する気満々でしたが、発売された物が思っていたものと違う・・というか縦位置シャッターすらないものだったので、それならばと検討したのがこのLプレート。
ちょっと探してみると3千円程度のものからみんな大好きRRS(3万円オーバー)まで、幅広い価格帯の商品が見つかります。
その中でもSmallrigのプレートは7千円程度で購入できるので、「安すぎるのは不安。でも高いの買うのは厳しい。」というわがままな私的にちょうどいい商品でした。
製品の特徴
- Z6/Z7どちらでも使用可能
- アルカスイス互換
- ボディへの取り付け用六角レンチが付属(マグネット式で本体下に収納可)
- 重量155グラム
- アルミ合金製
細かいところは実際に装着した写真と一緒に見ていきましょう。ブツ撮り苦手だけど。
使用感
箱の中はプチプチと袋に包まれた本体のみ。シンプル。
ボディ側の面にはラバーが貼ってあって、傷やぐらつきの防止に役立っていると思われます。3ヶ月ちょっと使っていますが、私のZ6は傷等もなく元気です。
はい、装着しました。
背面にはブランド名と、横位置縦位置それぞれにセンターを示すマークがプリントされます。
ちょうどブランド名の上らへん、ボディとプレートの間に少し隙間が見えますね。側面でしっかり固定されているのでぐらつき等はありませんが、この辺りが高い商品との差なのかな?
まあ、私はあまり気にしていません。だって高いの使ったことないから。
バッテリーボックスへの干渉もなく、交換はスムーズ。また、全面を覆う形状なのでカメラを置いた時の安定性も良いです。
右の方に取り付け用の六角レンチが収納されています。これを使用し、ボディ本体の三脚ネジに取り付けることとなります。
また、右側のネジを緩めることでサイドプレートをずらしたり取り外すことも可能です。
Lプレートを装着すると、高さが1センチちょっと嵩上げされます。
元々グリップの良さには定評のあるZ6/Z7ですが、大きなレンズを使うときにこの1センチが結構いい仕事をしてくれます。先日久しぶりに外したらちょっと不安になったもんね。
私それほど手が大きい方ではありませんが、握るとちょうど小指がプレートにあたりに乗るのでしっかりとグリップすることが可能。
個人的、Lプレートを買ってよかった理由のトップ3には入ります。
本体はラバー、プレートがアルミ合金ということで、素材感の違いから少し違和感を感じるかもしれません。アルミ冷たいし。
付けていない状態に比べると使いづらさはあるのかもしれませんが、各端子も干渉なく使用可能。
家に届いた時、このサブプレートがちょっとぐらついていて「ハズレ引いたかな」と思ったんですが、下側のネジ2本を増し締めしたらしっかりと止まりました。
サブプレート側の六角ネジはプレートに付属するレンチと径が異なるので、もし調整する場合は別途用意する必要があります。
Lプレート買ってよかった理由の上位を、グリップしやすさと競っているのがこちら。
三脚を使うのがめっちゃ楽!
アルカスイスという三脚界では大御所の規格に準拠しているので、対応している雲台であれば溝にはめてネジ締めるだけで固定完了。
Z6を使い出してから縦構図の風景写真が増えていたのは、Lプレートのおかげです。
この日の富士山写真とかね
他との比較はできないけど、個人的には満足
他の商品を使ったことがないので加工精度や耐久性等の比較はできませんが、私の用途であればSmallrigのLブラケットで全く不満はありません。(RRSのやつ、いただけるのであれば小躍りしますが)
せっかく小型軽量のミラーレスカメラをわざわざ大きく・重くして〜という考えもあるかもしれませんが、先に書いた様なメリットが上回っているので個人的には全然OKです。
Lブラケットって山とか本気で撮ってる人のイメージがあるかもしれませんが、私はハイキングくらいしか行かないし普段使いでもつけっぱなし。
気に入っております。