この春子供が幼稚園を卒業したんですが「春休みの思い出に何か特別なことやりたい」とか言い出しまして。
旅行とか色々検討はしたんだけど、面白そうだし(お金ないし)庭でキャンプしてみる?ってことでテント泊してみました。
ご近所のみなさまから突っ込まれたり、市の防災役員が勧誘に来たりと色々あったけど、楽しかったよ!(アウトドア用品やスキル、いざというときに役立つから備えとくと良いですよ)
こんな名言どこで覚えた?って思ってたけど、パトレン1号がオマージュしてたのね。37話だそうです。
ちなみに、食事や風呂は家の中で普通に済ませました。外で寝るだけ!
庭でのテント泊で使ったアイテム
その他、Amazon等で取り扱いのない商品はメーカーのリンク
目次
ムーンライトテントについて
モンベル・テントの中で最も歴史のある定番モデルです。その名の通り月明かりの中でも素早く設営でき、雨の多い日本の気候に最適な優れた防水性・通気性を誇ります。また、軽量ながら広々とした居住空間を確保しています。
モンベル ムーンライトテント5型
もはや説明不要なくらいの定番テント。ちょっとずつマイナーチェンジをしながらも、基本設計を大きく変えることなく現在も販売されている商品です。歴史がある分少し設計が古いところはあるけど、それでも選びたくなる魅力のある商品。大好き。
これに出てくるのもムーンライト。
私が使っているのは5型で、公式では4〜5人用という記載があります。実際には2~3人+荷物で丁度いいくらいかなあ。
ムーンライトテント5型の設営
ということで、早速テントを設営をしていきます。「月明かりの中でも素早く設営でき〜」という謳い文句の通り、とにかく簡単。私一人で写真を撮りながらでも20分くらいで設営できました。
流れをご紹介していきます。
グラウンドシートを敷く
テントの底面を保護したり、冷えから守ったりと何かと助かるグラウンドシート。ホームセンターの安いブルーシートなんかでも代用可能です。
ムーンライトの純正グラウンドシートは写真のような金具がついていて、グラウンドシートとフレーム、フライシート(テントの外側に張る幕)のみで設置することもできます。
自立するタープとして使用できるので、夏場に子供を遊ばせるときとか結構活躍してくれました。なので、うちではちょっと値段するけど純正のグラウンドシートを一緒に使っています。
インナーテントを広げる
グラウンドシートの上にばさっと。
フレームを組み立てる
組み立てるといってもそんな大げさなものではなく、フレームの中にショックコードというゴムが通っているので、何となく振ってると大体勝手に組みあがります。
フレームとインターテントを連結
インナーテントの金具をフレームの脚に差し込むだけでOK。
5型はフレームが2本あるので、交差するように配置し全ての脚とインナーテントの連結をすれば自立します。
インナーテントを使わず、先にご紹介した自立式のタープとして使うときはグラウンドシートの金具とフレームを連結します。
自立するんで普段あまりペグ打つことないんですが、この日はとんでもなく風が強かったので固定しました。
鋳造ペグといえばスノーピークのソリッドステークが有名ですが、私はエリッゼステークを愛用。カラバリがあって用途別に分けやすいので。
インナーテントを起こす
ゴムを4箇所引っ掛けて、
フックをフレームに付けるだけ。
あっという間にテントっぽくなりました。
息子氏が遊び始めてしまったので中にマットを敷いておきます。
機能的には安い銀マットで十分だと思いますが、ムーンライト5は微妙に底面が多角形になっていて形を合わせるのがめんどくさいので純正を使っています。ぴったり。
デイキャンプとか、ちょっと休む空間を作るだけならここまででOKです。
ゴムを引っ掛けるところのフレームはまだ畳んで固定しています。
フライシートをかける時には延ばす必要がありますが、テントの出入り口にフレームの先が出てると子供が怪我しそうなので、使わないときは畳んでいます。mont-bell、良く考えられてる。
フライシートをかける
先ほど畳んであったフレームを延ばしてフックを留め、
インナーテントにくっついてる金具の輪っかに引っ掛けるだけ。
前室・後室の部分をペグでとめれば、あっという間に完成!
ムーンライトテント5型の使用感
ここからは使用感をお伝えしていきます。くまカワイイ。
設営は本当に簡単
前半で見てもらったとおり、複雑な手順もなく設営は本当に楽です。この大きさのテントで、大人一人いれば簡単に立てられるテントってあまりないんじゃないかな?
子供連れて出かけることを考えると、この設営の容易さは最大のメリットだと思います。
不安な方は、購入前にmont-bellの実店舗に行くと店員さんが設営を見せてくれますよ。自分もお店で、一緒に設営やらせて貰ってから安心して買いました。
良く風が通る構造
テントの4方向を開けられるので、通気性がとても良く快適。
フライシートがテント全面を覆う構造ではないので風が入りやすく、またフライとインナーの間に10cmくらい風の通るスペースがあるので結露にも強いです。ただ、逆に冬は寒いというデメリットも。
ちなみに、いくら通気性が良いと言っても真夏の炎天下にテント内で快適に過ごせるほどではないです。日光が当たればテント内の温度はガンガン上がるので、日陰にたてるとか扇風機持ち込むとか対策してください。でも、他のテントに比べたら良いのかも?
出入り口2箇所は2重になっていて、内側のレース(網戸?)だけで使うことができます。出入りがちょっとめんどくさくはなるけど、夏は少しでも風が通った方がいいですもんね。
小物入れや明かり用のループが使いやすい
寝てるときにメガネやケータイ入れるのに丁度良い場所でした。結構便利です。
あと、天井や四隅には明かりを吊るすループがあります。
写真はスノーピークのたねほうずき。小さくて光量足りないけど、常夜灯代わりに良かったです。お気に入り。
遊ぶときとか、光量が必要な時はジェントスを使用。エネループ大好き人間なので、単三⇒単一に変換するスペーサーをかませてます。
前室・後室は最近のテントに比べると広くない
気になるところも書いておきましょう。
写真の通り、前室・後室があまり広くありません。靴やちょっとした荷物を置くくらいかな。
高さもないので雨の日はちょっと苦労するかも。このスペースだけで濡れないようにファスナー開け閉めして、靴を脱いで・・てのは大変なので、タープを張るなど工夫する必要があります。
とりあえず4月に庭泊するには快適でした
夜はテントの中でゲームやったり、特別感もあって息子も楽しんでいました。ただ、この日の強風で音が怖かったらしく、21時頃トイレ行くって家に入ったまま帰って来ませんでしたけど。お布団ですやすや寝てました。
なぜか自宅庭でひとりサバイバルという良く分からない状況になりましたが、楽しかったです。はい。