先日、うちのエアプランツがなんか急に紅葉したことを書きました。
それから1週間も経ってないのですが、朝起きたら花が咲いていたので記録を残しとこうと思います。真ん中の紫のやつ、いつの間に生えた・・・?
せっかく咲いたので種でも取れたらいいなと思ったのですが、調べていくとどうやらエアプランツって基本的に自家受粉しないらしいのです。
同時期に複数の品種を咲かせるとか、花粉を冷凍保存しとくとかちょっと段取りが必要になるようなので、今回はシンプルに開花を楽しんでおきます。
花後はまた子株が出てきたりと変化があるようなので、その辺も気にして育てていこうと思います。
(以下、私信)
目次
ずぼら撮影の裏側
花が咲いてるぞウェーイってことで半分寝ぼけながら撮った写真をTwitterに投げてしまったのですが、撮り方とか必要な道具(ストロボとか背景とか)の質問がDMで届きました。え、あの写真でいいの・・?
カメラはまあ一眼レフなのでしっかりした物ではありますが、他は特に道具とか使ってなかったです。寝起きでして。
もちろん作品として撮るのであれば三脚やストロボなど用意した方がいいと思うのですが、自分がTwitterに張ったくらいのちょいブレ・ちょい甘写真でよければもう少し気楽に撮れるよーという裏側を書いときます。
しっかりした撮影方法は私もわからないです。ぜひ習得されたら私にも教えてください・・・。
光の向き、背景をちょっと意識すればまあまあ何とかなる気がする
まず、光の向き。
ふわふわー、きらっきらーって撮るのであれば逆光がいいと思うのですが、今回自分はチランジアの形や色をしっかり残したかったというのがあって、サイドから光が入る場所で撮影しました。ベッドの上ですけど。
ちなみに、逆光で撮るとこんな感じになると思います。今回はコレジャナイ。
あと、背景。なるべくごちゃごちゃしない場所を家の中で探しましょ。多少の柄は撮り方で吹っ飛ばします。
今回選んだ背景は茶色のカーテンです。眠りが浅いタイプなので遮光1級。
位置関係を整理するとこんな感じ。図は憎っくきExcel方眼紙で書きました。悪いSEなので。
で、あとは撮るだけなんですけど、ちょっといい感じに撮るためのコツも書いておきます。
~背景を整理~
- マクロレンズやズームレンズの望遠寄りを使って、植物に寄る
- 植物と背景はなるべく離す
- 露出補正しながら何枚か撮って、被写体が際立つ明るさを探す
私は60mmのマクロレンズを使って撮りました。露出は大胆に下げています。カーテンの色、潰れちゃったほうが都合いいので。
~ブレに注意~
- 植物に寄って撮るとピントが合う範囲が狭くなるので、F値を上げる。
- 三脚を使わない場合はブレが起こるのでシャッタースピードも上げる。
左手に被写体、右手にカメラという状況だったのでピンぼけ・ブレとの闘いです。F値もSSもできるだけ上げたいとこですが、そうなるとISO感度も抑えることができず画質悪化も懸念されます。
どのへんでバランスをとるかってことだと思いますが、今回私の設定値は以下の通りでした。
F8, SS1/200, ISO2000
手振れ補正付きのカメラやレンズをお使いであればもっと絞ったりISO下げたり、攻められると思います。
よく見ると粗はある・・・
そんな感じで撮ったのがこの写真でした。ずぼらですみません。レタッチすらしておりません。透かしはいれたけど、他無調整です。カメラの色そのまんま。
今回ご連絡くださった方も「カメラは持っているけど三脚や外付けのストロボなどは持っていない」ということでしたが、いやいや持っている人の方が少ないですよね。でも、このくらいのならカメラだけで撮れるので大丈夫です。
正直私、撮影技術についてレクチャーできるほど知識も技術もないのですが、ちょっと撮り方を変えてみると写真の見え方って大きく変わって楽しいねえ、というのが伝わればうれしいです。
ぜひ、色々試して遊んでみてください。
その間に私は、ちゃんとした植物の撮り方説明できるように勉強します。